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迫昭嘉(©武藤章)指揮用.JPG
©︎武藤 章

 東京藝術大学及び東京藝術大学大学院、ミュンヘン音楽大学マイスタークラス修了。クロイツァー賞、ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位(1980)、民音コンクール室内楽部門優勝(1980)、ハエン国際ピアノコンクール優勝およびスペイン音楽賞(1984)、ABC国際音楽賞受賞(1998)。

 

 デビュー以来、気品ある音色と透明度の高いリリシズムを持つピアニストとして、日本はもとより海外でもソロ、オーケストラとの共演のほか、室内楽奏者としても内外の一線で活躍する演奏家達と数多く共演し、いずれも高い評価と信頼を得てきた。

 

 2001年に行われた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲チクルス」(全8回)は大きな反響を呼んだ。これはカメラータ・トウキョウによるライヴレコーディングで、『迫昭嘉・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集』としてリリース。「ドイツ・ピアニズムの本流を継承する名手」と評価され、全てのディスクが『レコード芸術』誌で特選盤・推薦盤に輝くなど名演奏の呼び声が高い。

 

 一方で、指揮者としての活躍も目覚ましく、1999年九州交響楽団でデビュー、2000年には東京シティ・フィル定期演奏会、その後も東京都交響楽団、新日本フィル、京都市交響楽団、札幌交響楽団、日本センチュリー交響楽団、名古屋フィル、神奈川フィル、関西フィル、群馬交響楽団、藝大フィルなどの指揮台にも登場、緻密な音楽作りが話題となり今後の動向が注目されている。東京藝術大学理事・副学長、音楽学部教授。

迫 昭嘉  SAKO Akiyoshi

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